ゴルフスイングでの重心コントロールに必要なトレーニング!〜足関節〜

こんにちは!J’s SPORTSBODYの前田です😊

皆さんはゴルフでのアドレス姿勢で、つま先側と踵側のどちらに体重がかかっているでしょうか?
実は、足首の動きや足の指の動きがゴルフスイング時の重心位置に関係してきます!

実際に足首のストレッチやトレーニングを行ったことがある方は少ないのではないでしょうか?
今回は、普段なかなか気にする機会がない足首周りのストレッチやトレーニングを4種類ご紹介します!

ゴルフスイングに繋がるトレーニング①〜ふくらはぎのストレッチ〜

重心をコントロールする筋肉をうまく使うためには足首の柔軟性が必要です。まずはこのストレッチを行い、足首の柔軟性を獲得しましょう!

【運動方法】
①10cmほどの高さの台を準備し、その上に立つ。
②踵側(片足の半分)を台の下に下ろす。(※この時つま先と膝の向きを揃えるようにする。)

【注意点】
・腰が反らないようにする。
・台に乗せている前足に体重をかける。
・お尻や膝を後ろにひかないようにする。
・常に臍が前を向いているようにする。

悪い例の姿勢になると正しい関節の動きができないため、ふくらはぎのストレッチがうまく行われないこと、関節が緩みすぎてしまうことがあります。
関節が緩みすぎてしまうと、重心をコントロールする時に足首が動きすぎてしまい、重心コントロールが乱れてしまいます。
また、このような悪い例ではつま先に対して膝は内側を向いてしまいます。ゴルフスイング中膝が内側に入ってしまうお悩みをお持ちの方は、このような悪い例になりやすいので注意しましょう!

関節に負担をかけずにストレッチを行い、重心コントロールができる状態を作るようにしましょう!

ゴルフスイングに繋がるトレーニング②〜足の動きを整える運動〜

ゴルフスイング中に重心コントロールを行うためには足の指の筋肉をうまく使うことも重要です!

【運動方法】
①タオルを準備し、タオルの端に足を乗せる。(※丸めたタオルを置くことで、手繰り寄せた時に指を曲げた状態でも足の裏が床と平行になるようにする。)
②指を使ってタオルを手繰り寄せる。(※踵の位置はできるだけ変えないようにする。)

【注意点】
・写真にあるように、指先だけではなく指の付け根から動かすようにする。
・足の裏は常に床と平行で行う。

足には、指を曲げる筋肉と伸ばす筋肉があります。立った状態で地面を噛むためには、指を曲げる方の筋肉が重要です。

上の写真のような悪い例になってしまう場合、地面を噛むための指を曲げる方の筋肉ではなく、指を伸ばす方の筋肉を使っています。
ゴルフスイングでのアドレス姿勢で靴の中で足の指が浮き、後方重心にならないようにトレーニングしていきましょう!

ゴルフスイングに繋がるトレーニング③〜脛を前に傾けるための筋肉〜

ゴルフスイングでのアドレス姿勢では、軽く膝を曲げるため足首から脛が前に倒れている状態になります。また、体幹を前傾させるため通常の立っている姿勢に比べて重心は前方になります。重心が前に偏っている状態でも安定したアドレス姿勢を作るためには、「前脛骨筋」という筋肉をうまく使うことが重要です!

【運動方法】
①股関節と膝関節が90°になるくらいの高さの椅子に座る。
②両手を片膝に置いて上から押さえ、つま先を上に持ち上げる。(※足の指が一緒に上に持ち上がらないようにする。)

【注意点】
・膝の真下に足があるようにする。
・足の裏が常に床と平行になるようにして行う。
・上から見た時に中指が膝の皿と一直線になるようにする。

このような上げ方になっている場合、「前脛骨筋」ではなく、脛の外側の筋肉や指先の筋肉に力が入ってしまいます。脛の外側の筋肉に力が入ってしまうと、ゴルフスイングでのアドレス姿勢の際に膝が内側に入りやすくなったり、インパクトの際の体重移動をうまく受け止められなくなったりする可能性があります。
きちんと「前脛骨筋」を動かし、重心を安定させられるようにしましょう!

ゴルフスイングに繋がるトレーニング④〜前脛骨筋を使ったスクワット〜

先程ご紹介した「前脛骨筋」のトレーニングを実際に立った状態で使うことで、よりゴルフスイング近づけることができます!

【運動方法】
①写真程度の高すぎない段差になるものを用意する。
②足の半分(つま先側)を出し、つま先が下がらないようにキープした状態で立つ。
③②の状態をキープしながらスクワットを行う。

【注意点】
・指先を上げるのではなく、足首でつま先を持ち上げるイメージで行う。
・スクワットの際、横から見た時に膝が前に出たり、体幹が前に倒れすぎないようにする。
・スクワットの際、前から見た時に膝が内側に入ったり、つま先が傾かないように注意する。

このような姿勢になっている場合、ゴルフスイングで後方重心になってしまったり、体幹を前に倒しすぎてしまいます。そうすることでスライスの原因になってしまったり、ダフリやすくなったりします。

「前脛骨筋」を使って重心位置を安定させることは、意外と難しいです💦スライスが気になる方、ダフりやすい方は、自宅でこのスクワットを試してみてください!

ゴルフスイングでうまく足を使えるようにしましょう!

今回も、自宅やオフィスなどのスキマ時間で行えるトレーニングをご紹介しました!

セット数はたくさん行えなくてもいいので、正しい動かし方で空いている時間などに少しずつ行ってみてください!
徐々に動いていない足の筋肉が動いてくると思います。

実際のゴルフラウンドでは練習場のように平坦な場所はほとんどないため、より足の動きが重要になってきます。
日頃から足のコンディションを整え、ゴルフでスコアアップに繋げられるようにしましょう!

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