ゴルフラウンド前におすすめのウォーミングアップ〜肩甲骨を動きやすく!〜

こんにちは!トレーナーの前田です😊

みなさんご存知のように、ゴルフスイングでは肩甲骨の動きが必要です。
肩甲骨を内側に寄せられることで、良いアドレス姿勢を作る事ができます。また、バックスイングやフォロースイングで体幹の回旋を行う際に、腕と体幹を一体にして動かす事ができます!

今回は、ゴルフラウンド前に肩甲骨を動きやすくするためのウォーミングアップをご紹介します!

肩や腰の怪我予防や一球目から理想的なスイングを行うために、肩甲骨が動きやすい状態を作りましょう!

ゴルフラウンド前に行う肩甲骨の運動

肩甲骨を背骨側に寄せることで胸を起こす事ができ、ゴルフスイング中に上手く体幹を使う事ができます!
(クラブハウスなどの柱がある場合、以前ご紹介した⇨https://js-sportsbody.jp/5566/の可動域の運動を行っていただくとより効果的です!)

【運動方法】
①タオルをYの字で持つ。(※小指側に力を入れて握るようにする事で手首が固定される。)
②肘を伸ばした状態で肩甲骨を斜めに下げる。〜ここまでがスタートポジション〜
③肘を曲げながら下ろす。(※タオルを引っ張りながら行う事で下の写真のように肩甲骨が寄る方向に力が加わる)

肩甲骨が寄っていることを確認しながら10回繰り返しましょう!

左:スタートポジション。 右:運動方法 ※緑の矢印は運動の方向。黄色の矢印はタオルを引っ張ることによって働く力。

【注意点】
・タオルは小指側で持つ。
・頭が前に出ないように顎を引きながら行う。
・腰が反らないように、タオルを下げる時に口をすぼめて息を吐きながら行う。
・肩甲骨が寄りやすい状態を作るために、タオルを引っ張りながら行う。(※タオルはできるだけ身体につかないようにする。)

悪い例。このような姿勢になると肩甲骨の運動にならない。

このような悪い例になると、肩甲骨を寄せる事ができません。また、肩甲骨を寄せたい場面(アドレス姿勢や体幹の回旋時)で背中が丸まってしまいます。

この運動では特に、タオルを身体から離した状態で引っ張りながら行い、肩甲骨を寄せやすくすることが重要です!
正しい姿勢で肩甲骨を動かせるようにしましょう!

ゴルフラウンド前に行う肩甲骨の運動②

アドレス姿勢で体幹を前傾させた際、重力が掛かるため、身体を真っ直ぐ起こした姿勢よりも肩甲骨を寄せて胸を張ることが難しくなります。
体幹を前傾させた状態で肩甲骨を寄せる動きを行い、ゴルフスイングに近づけましょう!

【運動方法】
①肩幅程度でクラブを横に持ち、アドレス姿勢を作る。(先ほどの運動のような握り方、顎を引く)
②手首の角度は変えないようにして、体幹に垂直な方向にクラブを引き上げる。

肩甲骨が寄っていることを確認しながら10回2セット繰り返しましょう!

左:スタートポジション。 右:運動方法 ※緑の矢印は運動方向。

【注意点】
・背中が丸くならないように、顎を引く。
・重心位置を安定させるために、股関節と膝を軽く曲げる。
・肩甲骨を寄せやすくするために、手首をそらさないように注意する。
・体幹と垂直な方向にクラブを引くために、へそと平行に肘をひく。
・クラブを引く際、脇が開かないようにする。
・クラブを引く際、腰が反らないようにする。

悪い例。このようになる場合、ゴルフスイングに繋がらない。

このように悪い例になる場合、肩に力が入ってしまい、肩甲骨の運動ではなくなってしまいます。
また、右の写真のような場合、腰の痛みが出やすい状態になり、腰痛のリスクになるため、十分に注意しましょう!!

この運動では、頭から骨盤までを床と平行に保ち、体幹と垂直に肘を引くことが重要です。
肘を引く方向が体幹と垂直ではない状態では、肩が前に出てしまい、背中が丸くなりやすいです。

体幹から骨盤を床と平行に保てない場合は、膝を深く曲げてみてください!

ゴルフラウンド前に行う肩甲骨+体幹の複合運動

ゴルフスイングでは体幹を前傾させるだけでなく、体幹を前傾させた状態で回旋させる動きが必要です。
また、肩甲骨を寄せた状態で体幹を回旋させることで、腕と体幹を一体として動かす事ができます!

【運動方法】
①ゴルフクラブを下の写真のようにして持つ。(握り方は先ほどの運動と同じ。)
②アドレス姿勢のように体幹を前傾させる。
③骨盤から下は動かさないようにして、体幹を捻る。

胸を張った状態で行い、肩甲骨が寄っていることを確認しながら10回繰り返しましょう!

左:スタートポジション。 右:運動方法 体幹と垂直に回旋するため、クラブは床と平行ではない。
回旋を前からと横から見た場合。骨盤の高さは平行に保つようにする。黄色の矢印の方向に肩甲骨が動く。

【注意点】
・肋骨から動かす。
・小指で握る。
・体幹の回旋の可動域を作るために、骨盤から下は固定して、腰は回さないようにする。
・肩が上がったり腰が反ったりしないように、クラブが体幹と垂直な状態で回旋を行うようにする。
・体幹前傾での運動になるため、膝がつま先より前に出ないこと、体幹が突っ込まないようにすること。

このような悪い例になる場合、腰に力が入ってしまったり、肩に力が入ってしまいます。
そうなると肩甲骨が動かないのはもちろん、肩や腰を痛める原因にもなるため、お腹に力が入っていることを確認しながら行いましょう!

※それでも難しい方は無理に行わないようにして下さい。

ゴルフラウンド前に肩甲骨をベストな状態にしましょう!

今回ご紹介した運動と併せて前回ご紹介した股関節のウォーミングアップを行ってみて下さい!

ウォーミングアップとして関節の可動域や筋肉の柔軟性を広げることで、怪我の予防だけではなく、パフォーマンス発揮に繋がります!

寒くなってきた時期だからこそ、ラウンド前に身体を動かしましょう!!

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