ゴルフスイングに繋がるコンディショニング 〜頸の使い方でスイングが変わる〜

こんにちは😊J’s SPORTSBODYの前田です!

突然ですが、皆さんのアドレス姿勢はどちらに近い状態でしょうか?

左:良い例 右:悪い例

実は、人間の体の中で頭部が一番重いと言われています。特にデスクワークやスマホを使う際は頭部が落ちやすくなります!!

そのため、右の写真のように頭部が落ちることで背中が丸まり、崩れたアドレス姿勢になっている方は多くみられます…。
このようなアドレス姿勢では下の写真のようなバックスイングになりやすいです。

つまり、顎を引けるかどうかで、ゴルフでのアドレスやスイングの軌道が変わってきます!

今回は、このような姿勢になってしまう人必見!!ゴルフスイングで顎を引くためのストレッチと運動をご紹介します!

ゴルフスイングに繋がるコンディショニング〜首周りのストレッチ〜

顎を引く動きでは、首の後ろや横の筋肉の柔軟性が必要です。
首のストレッチでは傾ける角度を変えることで横、後ろ、斜め後ろの筋肉を伸ばすことができます。

左:スタートポジション 右:首を真横に傾け、横側の筋肉を伸ばす

【運動方法】
①椅子に座り、両方の足の裏をつけて座る。(※この時背中が丸くならないようにする。)
②伸ばす側の手首(写真では右側の首を伸ばしているため右手首)を逆側の手で握る。
③握っている手首を斜め下方向に引っ張りながら、首を傾ける。

首に伸張感があれば、反動をつけずに30秒間伸ばし続けましょう。

悪い例。体幹ごと倒れてしまっている。

このように首ではなく体幹が傾いてしまうと、首の筋肉は伸ばされません。手首を持って斜め下方向に引っ張ることで体幹が固定され、大きく首を倒そうとしなくても伸張感を感じることができると思います!

上:横の筋肉を伸ばす場合 右下:斜め後ろを伸ばす場合 左下:後ろを伸ばす場合 ※緑のラインは伸張感がある場所を示す。

このストレッチは、同じ方法でも首を傾ける角度を変えることで、色々な方向の筋肉を伸ばすことができます!
横を伸ばす時:真横に傾ける
後ろを伸ばす時:真下に首を倒す
斜め後ろを伸ばす時:斜め前に傾ける

このストレッチは、ゴルフスイングに限らず肩こりが気になる方にも効果的なストレッチです!ぜひ試してみてください!

ゴルフスイングに繋がるコンディショニング〜首の関節を整える〜

顎が引けず、頭が前に出てしまう方は首全体や背中周辺の関節が硬い可能性があります。
ストレッチだけではなく関節にもアプローチをすることで、より顎を引きやすい状態を作ることができます!

首の骨を辿っていき、一番出っぱっている骨の下にボールを入れる。

【運動方法】
①首の一番出っぱっている骨の下あたりにボールを入れ、仰向けになる。(※腰が浮かないように注意する。)
②手は頭の後ろで組み、胸を張るようにする。
③膝は両方曲げ、つま先を上げた状態にする。足で踏ん張りながら体を上下に動かす。

初めはかなり痛いかもしれませんが、徐々に慣れていくと思います😅
首が動きやすい状態を作ってから、運動を行うようにしましょう!

ゴルフスイングに繋がるコンディショニング〜顎を引く運動〜

「顎を引く」という動きには、さまざまな捉え方があるかと思います。

上:顎が引けていない状態 左下:頷くようにして下方向に顎を引いている状態 右下:顎を後ろに引いている状態

ゴルフスイングで頭部の位置を安定させるために必要な顎の引き方は、上の「⭕️」の写真のように「首を後ろに引くようにして」顎を引く方法です。
左の悪い例のように「頷くようにして」顎を引く方法では肩が上がってしまい、体幹と頭が一直線ではない状態になります。

「顎を引く」動きの中では、右下の写真のように首を後ろに引くように動かすことで体幹が前傾しても頭部が下がらずに保つことができます!

タオルを肩甲骨の高さくらいの背骨に入れる。上で説明した方法で「顎を引く」ようにする。

【運動方法】
①左右の肩甲骨の間に、丸めたタオルを入れる。
②膝を曲げ、つま先を上げる。
③胸を張った状態で顎を引きながら後頭部で床を押す。

タオルを入れている部分に力が入る感覚があれば、顎を引いた状態で3秒間キープを10回繰り返しましょう!

この動きで「顎を引く」方向と、その方向に動かす感覚を覚えましょう!

ゴルフスイングに繋がるコンディショニング〜重力下での運動〜

ゴルフスイングでは体幹を前傾させるため、首に対して重力がかかっている状態になります。

重力がかかっている状態でも首の位置をコントロールすることができるように、重力下で「顎を引く」運動を行いましょう!

左:スタートポジション 右:運動時

【運動方法】
①四つ這いになる。(手は肩の真下、膝は骨盤の真下に置くようにする。)
②耳たぶから体幹まで線を引いた時に一直線になるように、顎を引きながら後頭部を後ろ(矢印の上方向)に引く。

背中に力が入る感覚があれば、10回2セット繰り返しましょう!

悪い例

このような悪い姿勢になってしまうと、顎が引けていません。
そのため、アドレス姿勢で前傾した際にも顎が引けず、最初にご紹介した姿勢になりやすいです。

重力がかかった場合でも顎を引くことができるように、頭と体幹が一直線になるように意識して行うようにしましょう!

ゴルフスイングでは「顎を引く」意識が重要!

アドレス姿勢で顎を引くことができれば、スイング動作で正しい軸回旋を行うことができます!

今回ご紹介した内容は自宅で行うことができるメニューになっているため、ぜひみなさん試してみてください!!

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この記事を書いた人

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