怪我からゴルフ復帰!!

こんにちは!トレーナーの前田です。

今回は、「ゴルフが好きだけど身体が痛む」「歩くのも痛くてゴルフができない」「手術をしたからゴルフは無理かな」と痛みや怪我でゴルフを諦めている方にぜひ読んでもらいたい記事です!!

当ジムでは、パフォーマンス向上だけではなく、整形外科病院での知識をもとに,競技をもう一度やりたいという方のコンディショニング、トレーニングをサポートします!
今回は、今年股関節の手術を行った方が、先日ラウンドに復帰した日までの取り組みをご紹介します。

この方は、大晦日にゴルフのラウンド中に転倒して骨折し、1/4に手術、2/26にラウンド復帰されました。
病院から退院して約1ヶ月でラウンド復帰するまでに、当ジムで週5回、一回一時間のコンディショニングとトレーニングを行いました。

下記は手術後のレントゲン画像です。今回は骨折した部分に人工関節を入れています。

この手術では、太ももの前側から切開するため股関節が下の写真ような姿勢で荷重がかかると、人工物が脱臼するリスクがあります。

脱臼のリスクがある姿勢
脱臼のリスクがある姿勢(体より足が後ろにあり、つま先が外を向く状態)


手術後のゴルフスイング中ではインパクトからフォロースルーの際、後ろ足にこの姿勢のまま体重が残ってしまうと、脱臼する危険性があります。

また、この手術後は股関節が曲がりにくくなることが多くあります。股関節が曲がりにくいことで靴下が一人で履けないという訴えもあったため、ゴルフスイングだけではなく靴下を履くために必要な可動域や筋力を獲得するためのコンディショニングやトレーニングも並行して行いました。

コンディショニングでは、関節の可動域拡大やトレーニングを行いやすくする目的で、手術時の傷やその周辺の筋肉が硬くなっている部分の動きを出しました。

股関節可動域拡大に向けたコンディショニング

トレーニングでは、脱臼の姿勢に注意し、下肢全体の筋力を向上させることだけではなく、獲得したい動作に近づけた運動を行いました。

足を後方に蹴り出すことで、歩行動作などで必要な股関節の動きに近づけたトレーニング



日常生活に対しては、下の写真のように靴下を履くために必要な骨盤のコントロールと、股関節の可動域拡大を目的としたトレーニングを行いました。

ストレッチポールを下に押すことで体が丸まらないようにしながら、骨盤を前傾させる運動


ゴルフ復帰に向けては、スイング中に股関節に負担がかからないように体幹の回旋のトレーニングを行いました。
また、体重移動のタイミングの確認や重心移動しても体が流れないように支えるための下肢トレーニングを行いました。

骨盤を後ろに引かないように体幹の回旋運動
ベッドに座らない高さでスクワット

下の写真は手術前と手術後のゴルフスイングです。
左側が手術前のスイングで、右側が手術後のスイングです。
手術前と比べて、ダウンスイングでの左へのスライドが減少していることがわかります!!

    【手術前】        【手術後】    

左の手術前は骨盤が上方にスライドしてしまっている

    【手術前】      【手術後】

左側に比べて右の手術後では左足の骨盤のコントロールができている

また、ダウンスイングからフォロースルーでの体重移動では右から左にスムーズに体重を移すことで右足の股関節脱臼のリスクを改善することができ、回旋も起きやすくなっています。

左の手術前と比べて、右の手術後では左に体重移動ができており、体幹がブレにくく、右の股関節の脱臼リスクも低い。

このように、トレーニング習慣がなかった手術前よりも、手術をしてから正しいトレーニングを行えば、身体の使い方や姿勢は向上します!!
あとは継続してトレーニングを行い、筋力が戻れば、今までよりもいいショットが打てる可能性も十分にあります!!

このように、手術をした方、痛みを抱えている方の競技復帰をサポートいたします!
痛みを抱えている方、ゴルフを諦めずにぜひ一度ご相談ください!